1,000円を「損したくない」と思う時、「それくらい」と思う時
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日はお金に関する人の心理についてお話をしたいと思います。
(*すべてのケースにおいて消費税の事は考えないとして下さい)
例えば・・・
あなたが、家電量販店Aに行って『新しいiPhone』を手に入れたとします。おそらく皆さんは同時に『携帯カバー』を買おうとするのではないでしょうか?(私はそうです)
気に入ったカバーが見つかり値段を見ると2,000円です。その時、親切な店員さんが
「同じものが、家電量販店Bで1,000円で売ってますよ、10分くらい歩きますけど」
と言いました。
あなたならどうしますか?
かなり多くの方は”家電量販店B”に行くでしょう。
では・・・
あなたが、家電量販店Aに『新しいノートパソコン』を買いに来ました。値段は25万円です。その時、親切な店員さんが
「同じものが、家電量販店Bで24万9,000円で売ってますよ、10分くらい歩きますけど」
と言いました。
あなたならどうしますか?
かなり多くの方は”家電量販店B”に行かず”家電量販店A”で購入するのはないでしょうか?
つまり、金額は同じ「1,000円」なのに、片方では「1,000円を損したくない」と考え、もう一方では「1,000円くらい」と考えたわけです。
お金の価値は同じ「1,000円」にもかかわらず、対比するものの金額によって”錯覚”してしまうんですね。
非常に多くの方が勧められるままに「なんとなく」生命保険に加入していますが、一般的に生命保険は上記マイホームに次ぐような高額な買い物と言われ、サラリーマン家庭でも総額で数千万円にもなります。この例で言えば数十万単位で「それくらいなら」という”錯覚”に陥りやすい商品です。
加入している保険は放っておかず、きちんと見直しを行い、これから加入する方はムダがないような保険加入で資産形成をして下さい。
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