「生活設計に関するデータ」〜医療編①【入院実態・入院費用】
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最終更新日:2016/09/16
ライフプランニング
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
シリーズ「生活設計に関するデータ」
今日は医療編①です。
医療保険に関しては皆さんの関心も高く、何度となく「そもそも加入の必要があるか?ないか?」についてお話していますね。
それは契約者の多くが、支払う保険料より、受取る給付金のほうが少ないのが医療保険であり、保険会社にとっては非常に利益率の高い商品だからです。
ただでさえ、強制的に健康保険料を支払っている(払わされている)わけですし、最近ではそれすらも支払った保険料の方が多いのではないかとも言われています。
日本では高額療養費制度という社会保障ももありますし、ある程度の現金が預貯金で用意できていれば、医療保険は不要だと思います。保険は決して確率論だけではありませんが、その根拠=元になっているいろいろな医療に関するデータをご覧ください。
年齢別にみた入院の実態
・年齢階級別・入院受療率(対人口10万)
*出典:厚生労働省「平成23年 患者調査」
*出典:総務省統計局「平成23年 10月1日現在推計人口(総人口)」をもとにセールス手帖社保険FPS研究所試算
このデータは例えば、25〜34歳の場合、10万人中280人が調査日当日に入院中であることを意味しています。
で、この数字を割り算してみます・・・
25〜34歳 0.28%
35〜44歳 0.33%
45〜54歳 0.54%
55〜64歳 1.01%
65〜74歳 1.71%
75〜84歳 3.51%
85歳以上 7.44%
・年齢別にみた推計退院患者の在院期間の構成割合
*出典:厚生労働省「平成23年 患者調査」
皆さんがもし経営者だったとします。
赤字となる長期不良在庫があったらどうしますか?
長期入院患者は病院の経営上”赤字”になります
主要傷病別にみた入院の実態
・主要傷病別にみた入院受療率
*出典:厚生労働省「平成23年 患者調査」
・傷病別にみた退院患者平均在院日数
*出典:厚生労働省「平成23年 患者調査」
入院した際に発生する費用の実態
・入院1日あたりの自己負担額
*公益財団法人生命保険文化センター「平成25年度 生活保障に関する調査」
・退院患者の在院日数の構成割合
・1人部屋における1日あたりの差額ベッド代
*出典:厚生労働省「平成26年 主な選定医療に係る報告状況」
・特別の療養環境の提供にかかわる1日あたりの自己負担額
*出典:厚生労働省「平成26年 主な選定医療に係る報告状況」
生活習慣病による入院の実態
次回は「生活設計に関するデータ」の医療編②です。
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