12月1日から楽天グループの保険料に「楽天スーパーポイント」が付くそうです
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保険のニュース, 保険商品(医療・がん), 保険商品(死亡), 保険商品(損保)
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は『12月1日から楽天グループの保険料に「楽天スーパーポイント」が付くそうです』についてお話したいと思います。
11月29日に楽天からリリースされたコメントです。
ということで、楽天生命や楽天損保など楽天グループの保険に加入している人は保険料の1%、つまり保険料100円に対して1ポイントが付くそうです。ポイント付与のためには楽天IDが必要なので、持っていない人はIDを作る必要がありますが、もちろん無料です。例えば毎月5,000円の保険料だとすると、毎月50ポイントが付くので年間で600ポイントってことですね。ただし、1保険年度で3,000ポイント(保険料30万円)が上限となっています。
で、この保険料の支払を楽天カード決済にしておくと、そっちにもポイントが付きます。上記の例だと、カード側でも毎月50ポイント、年間で600ポイントなので合計で1,200ポイントになるわけです。このポイントを楽天市場での買い物に使うことはもちろん、契約更新時の保険料に充当することも出来ます。
これで、実質保険料は2%割引ってことになりますが、楽天生命の商品にはさらに上乗せされてポイントバックがあるようです。
ここまでくるとかなり複雑になってきますが、とにかくポイントだらけでお得になることは間違えなさそうですね。
以前このブログで書きましたが、2017年の保険業法改定以前はネットや広告から保険相談した人達が「商品券」など実質的には金銭に相当するものを”プレゼント”されていましたが、2017年4月以降は「特別利益の提供(保険業法300条)」に抵触するという観点から「商品券」などの類は禁止になり、それらの代わりに”軽め”のプレゼントが主流になっています。皆さんもCMなどで見かける
今、資料請求すると「松阪牛」プレゼント
みたいなあれです。
*とんでもない輩も多い「リーズ」という見込客
そう考えると、このポイントバックも「特別利益の提供(保険業法300条)」に抵触するのでは?と考える方も多くいらっしゃるのではないかと思いますが、このポイントはインターネットからの申込み(契約)でしか付与されないため、ペーパレスによる割引と同じ考え方のようです。ソニー損保などのインターネット自動車保険では、通常はペーパーで送られてくる保険証券を、契約者自身がインターネットから確認する「証券ペーパーレス割引」を選択すると、保険料が500円割引されるのと同じというわけです。
・インターネットからの申込み(ペーパレス契約)
・ポイント付与対象の商品
・個人契約のみ
・上限3,000ポイント
などなど、細かなルールはありますが、これまでになかったこの仕組(日本初)はIT会社ならではの強みを利用したもので、クライアントにとって非常に良いものだと思います。
ただし、、、
「仕組みが良い」のと「商品が良い」かは、別の話
あくまでも「保険」という商品として、他社と比較して良いものかどうか?を見極めた上で、上手に利用しましょう。
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