やっと謝罪するようです「かんぽ生命、2万2千件で保険料の二重払い」@7月9日〈日本経済新聞〉
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時事ネタ
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『やっと謝罪するようです「かんぽ生命、2万2千件で保険料の二重払い」@7月9日〈日本経済新聞〉』についてお話したいと思います。
まずはこちら、2019年7月9日付日本経済新聞デジタルです。
この記事を図にするとこんな感じです。
まず、最初にこれ。
通常、古い契約を見直して新しい契約を結ぶ際は、新契約が成立すると速やかに旧契約を解約します(図上段)。ところが、新契約の契約から6ヶ月以内に旧契約を解約すると手数料が半減してしまうので、不必要な旧契約を新契約と平行して6ヶ月以上継続させたということです。
2016年4月〜2018年12月、2年9ヶ月の期間を調べただけでも、この「二重払契約」が22,000件。
次にこれ。
旧契約を解約してから、新契約を結ぶ際に3ヶ月以上期間を開けないと手数料が減らされてしまうので、手数料を満額もらうために解約から契約まで、最低限3ヶ月の期間を開けます。つまりこの期間は”無保険”の状態です。
同じく、2016年4月〜2018年12月、2年9ヶ月の期間を調べただけでも、「4〜6ヶ月無保険期間のあった契約」が47,000件。
前回のブログでも書きましたが、かんぽ生命は2014年4月〜2019年3月までの過去5年分の期間を調べたところ、現在の契約を解約して加入し直す必要のないものを解約させ新たに契約させていたり、そうして解約したものの、健康上の理由で新しい契約ができなかったり、、、といった”ヨロシクない契約”が24,000件も発見され、さらに今回このような事実が明るみになりました。
前回の調査後に
「募集の手続自体はきちんとしている、不適切な販売には当たらない(室隆志執行役)」
とコメントしていたのですが、、、
*かんぽの保険で”乗換え”心当たりのある方はご相談下さい@かんぽ生命、1.9万件乗り換えできず 不利益販売調査へ〈日本経済新聞〉
*「反省」とコメントするも「不適切」と認めず@かんぽ生命、過去の契約を新しい契約に変更する「乗換え」で契約者に不利益
この前の時点で謝罪するべきなのは明白だったんですけどね。
ただ、このようなヨロシクない乗換えは「かんぽ生命」だけではなく、大手生命保険会社の「下取り契約」でも同じようなことが言えますから、過去に古い契約を解約(下取り)して新しい契約に切り替えた経験のかる方は、不利益な乗換えになっている可能性大です。ご相談下さい。
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※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません
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