法人向け全額損金の商品ならこれ〜AIG富士生命「生活障がい定期保険」2016年3月発売
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日はAIG富士生命「生活障がい定期保険」について解説したいと思います。
しかしまぁ、なんでこんなにセンスのないパンフレットなんだろう。。。(笑)
特徴
この保険自体は「個人契約」も出来ますが、AIG富士生命は「法人契約」をターゲットにしています。
*「個人保険」「法人保険」とは?
*「法人で加入する保険」保険を使った節税とは?
3)で記載のように、この保険のニーズは法人で全額を経費(損金)として計上するところにあります。
契約例とイメージ
保険金支払事由
下記のように死亡時だけでなく「生活障害」の状態でも死亡保険金と同額の保険金が支払われます。
5つの疾病による所定の重篤な状態
と、このような保険金の支払事由があり、保険としての本来の目的はあるにはあるのですが、ほとんどの契約ケースで保障内容どうこうよりも、法人のニーズは「全額損金計上」できることにあります。
では、その「損金ニーズ」による効果を見てみましょう。解約返戻金の推移です。
メリット表
(法人税実行税率34.33%で計算)
通常の個人契約の保険では表の【E】にある返戻率(単純返戻率とも言います)にフォーカスされるわけですが、法人契約の場合、損金として税効果を含めた、表の一番右にある「実質返戻率」が重要なポイントとなります。
そして、全額損金の対抗商品であるNN生命「生活障害保険」、マニュライフ生命「プロスペリティ定期保険」よりもこのAIG富士生命「生活障がい定期保険」の返戻率が、被保険者が男性の場合、どの年齢帯でも一番条件が良くなっていると思います(女性はNN生命「生活障害保険」の方が総じて返戻率は高くなります)そのため、多くの法人が決算となる3月末は契約数が殺到し、AIG富士生命の社内は”お祭り騒ぎ”の大忙しだったようです。同社ではこれまで「がんベストゴールド」という商品が他社と比べて競争力があり、2014年6月の販売終了時に「駆け込み需要」でかなり多くの契約がありましたが、これは主に個人契約の保険でしたので、今回のような法人向けの商品で”大当たり”になるのは初めてのことだと思います。保険料も「がんベストゴールド」では月払で数千円の契約がほとんどですが、このような法人の損金商品の場合では保険料が年払で数百万から数千万単位での契約になるため、保険料収入も相当な金額になっているはずです。
しかし。。。NN生命が黙ってない
NN生命という会社は前身のING生命の時代から、この分野ではパイオニア的存在で、またこの手の商品では常に”トップ”でありたいと考える会社ですから、そのうちこのAIG富士生命「生活障がい定期保険」よりも更に返戻率の良い商品を投入してくるのではないかと思うんですよね。
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