間もなく各社で販売再開の法人保険「not 節税保険」
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は『間もなく各社で販売再開の法人保険「not節税保険」』についてお話したいと思います。
2019年2月14日に国税から発表されたコメントを受け、同月末日をもってこの世から一旦姿を消した「節税保険」
その後、6月28日に正式な方針が打ち出され、これまで「節税保険」として販売されていた法人向け保険の、今後の経理処理などが決まりました。
*「法人向け保険の税務取扱改定」@6月28日 国税庁公表〜10月までがラストチャンス「医療保険短期払」
これにより、これまで販売を一旦停止していた商品の販売が、8月上旬から再開されようとしています。
再開にあたっては、各社で同じ文言の資料(注意喚起ちらし)が出され、、、
これに関し、一連の研修を受講した後に販売できるようにしているそうです。
なお、これまで法人向けの保険設計書にあった「実質返戻率」の表記は、今後は廃止されるようです。
これから予想される主な販売提案としては
・最高解約返戻率「50%超70%以下」「70%超85%以下」の商品で、前半の4割期間終了後の全損期間で実質返戻率100%超となるようなものを提案。
*図解@最高返戻率「50%超70%以下」「70%超85%以下」の「資産計上期間・割合」計算方法
・長期定期保険の「払済」が、今後は「洗替不要」となったので、加入中の長期定期保険を「払済」にし、不足する保険金額は無解約返戻金定期保険などを活用して、毎月のキャッシュフロー良くする提案。
*長期定期保険「払済」による”洗替”が不要になるかもね@国税「パブリック・コメント」深読み
・低解約型逓増定期保険は引き続き「名義変更プラン」の提案
*逓増定期保険を活用した法人から個人への資産移転「名義変更プラン」@NN生命は販売停止
あたりでしょうか。
もちろん、大前提は
「保険本来の保障を販売する」
という体ですが。。。
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