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「節税保険」の出口で課税されたら、、、”殖やして取り戻す”という発想も

公開日: : ライフプランニング

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。

今日は『「節税保険」の出口で課税されたら、、、”殖やして取り戻す”という発想も』ついてお話したいと思います。

 

「節税保険」には主に、長期定期保険、逓増定期保険、国税が問題視した災害保障系定期保険など様々ありますが、保険種類により解約返戻金のピーク時期が異なります。いずれにしても、そのピークの時期に合わせて解約などをする必要があり、これを”出口”と言っているわけですが、その際に黒字決算期であれば、雑収入としての計上分を別の損金で消さないと、”単なる税の繰延べ”となってしまいます。

そこで、王道としては「退職金」や「設備投資」「修繕費」といったものをぶつけるのですが、タイミングよく「退職金」や「設備投資」などがない場合は、「新たな節税保険」でそれに充てることも多く行われてきた手法です。しかし、ご存知の通り先の「節税保険」販売停止により、この「新たな節税保険」という方法は今後取れなくなります。

*正式発表はいつ?「節税保険」「医療保険短期払い」の新ルール

 

では、この出口対策(雑収入)をどうするか?

ここで、『単なる税の繰延べ』と割り切り、その分”より殖やす”という方法をひとつの選択肢としてみます。

以前ブログで紹介した「全損保険」を例に解説してみます。

*流行ってはいるけど”出口”がないと効果なし『全損(節税)保険』の注意点

 

【前提】

・年間保険料:1,000万円

・経理区分:全額損金

・10年後解約返戻金:8,500万円(85%)

・法人実効税率:33.6%

 

全損保険加入による効果=入口効果ー出口効果ー実質保険料

 

この表の黄色の帯が、今日のテーマです。

解約返戻金8,500万円(雑収入)に対して、出口対策がなければ税額は2,856万円ですから、差引き5,644万円が手元に残ります。この5,644万円を「殖やしましょう」ってことですね。

 

では、何で殖やすのか?

国内の金融商品よりも、海外には多くのパフォーマンスの良い投資先があり、例えば、、、世界中の企業へ投資をするクレジット・ローン(貸付)ファンドでは、年率平均リターンが13.07%あるにもかかわらず、平均リスクはわずか3.73%というパフォーマンスです。これは筆者自信も投資しているファンドのひとつです。

 
 
 
5,644万円を上記クレジット・ローンファンドの平均年率13%で試算してみます。
 
 
 
 
5,644万円をこのファンドで、課税前の解約返戻金8,500万円に戻すための期間は約3年半です。
ただし、ここで解約すると利益分についてはまた法人税がかかってしますので、7年後に解約すると
【132,781,053ー(132,781,053×33.6%)=88,166,619】
となり、手残りが8,500万円を越えてきます。
 
この、解約のタイミングについては、例えば「退職金」支給のタイミングなどでも良いでしょう。仮にそれが10年目であれば、約2億円にまで殖えていますので、その原資になりますね。
 
13%で運用する仮定の”タラレバの話”ではありますが、過去の実績から出されているパフォーマンスを元にしたシミュレーションですから、それほど突拍子もないストーリーではありません。
 
このように、税効果のある「節税保険」がなくなってしまった今、積極的に”殖やす”という発想の転換も必要かもしれません。
皆さんのリスクに対する考え方(リスク許容度と言います)や、会社の状況などに応じ、世界にある多くの投資先からアドバイスできますので、わからないことはお気軽にお問合わせ下さい。

『世界中からベストな保険を』K2Assurance 皆さんのオーダーメイドがここにはあります

 

※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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