補償範囲広がる「個人賠償責任保険」は加入しておきましょう
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『個人賠償責任保険は加入しておきましょう』についてお話したいと思います。
まずは、12月8日の日経新聞の記事です。
何だか知らぬ間に、変わっています。良い方向に。
まず「個人賠償責任保険」について私からも簡単に説明しますと、この保険は「損害保険」の分野です。日常生活の上で、人に怪我をさせてしまった場合や、最悪のケースでは死亡させてしまった場合(他人を死傷させた場合と言います)また、他人のものを壊してしまった場合(他人の財物に損害を与えた場合と言います)に、相手に対して保険金が支払われます。
いくつかの例で言うと、
1)お風呂の水があふれて下の階の部屋に水が漏れてしまった
2)お子さんがお友達のお家に遊びに行って窓ガラスを壊してしまった
3)自転車で買い物の途中、歩行者に追突して怪我をさせてしまった
4)買い物中に高価なグラスを落として壊してしまった
などです。
特に、「自転車保険」と呼ばれる商品は、『自転車に乗っていて誰かに怪我をさせてしまったら』という上記の3)に対しての補償のために加入をしている方も多いかと思いますが、「自転車保険」はこれに加え、怪我などの「傷害保険」が含まれます。むしろ「傷害保険」がメインで、賠償部分の方がサブなので、3)の補償が必要な方は「個人賠償責任保険」に加入しておけばOKです。保険料も比べ物にならないくらい安く済みます。
「個人賠償責任保険」は、「自動車保険」や「火災保険」の特約として付けることができ、保険金額にもよりますが補償金額1億円で、各社1,000円前後の年間保険料です。個人賠償責任保険単体での取扱をしている会社は、過去にはエース損害保険(現Chubb損保)で扱っていましたが、私の知る限り損害保険会社での扱いは現在ないと思います。
で、従来はこの保険料で同居の親族全員が対象となっていたのが、会社によってはもっと範囲が広くなったり、他人からの借り物は補償の対象外だったのが、これも補償範囲になったりと、契約者にとっては良い方向への商品改定となっているんですね。
私はこれまで、ほとんどのクライアントさんに加入するようオススメしています。もし加入していない方は必ず加入しておくようにしましょう。
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