メットライフ生命の利率変動型外貨建一時払終身保険「ビーウィズユー プラス（保障重視コース）」

今日は『メットライフ生命の利率変動型一時払終身保険（米ドル建）「ビーウィズユー プラス」』についてお話したいと思います。

名前は長いのですが、仕組みは至ってシンプル。一時払の終身保険で、米ドル・豪ドルの2種類の通貨から選ぶことが出来ます。

仕組み図を見ながら解説します。

仕組み図：例）50歳男性　一時払保険料100,000USD

50歳男性が一時払保険料100,000USD（約1,050万円）を支払うと、死亡保障247,696.17USD（約2,600万円）の死亡保障（終身保険）となります。

運用実績表

この表の見方がちょっと難しいかもしれませんね。

すごく簡単に要点だけ説明すると、、、

まず100,000USDの保険料を一括で支払って、死亡保障が247,690USD ①のところです。

で、解約返戻金が②③④になるのですが、解約日とか減額日する時の基準利率が何％かで金額が変わります。

・基準利率が3.19％の時の解約返戻金　②の金額が解約返戻金

・基準利率が4.19％の時の解約返戻金　③の金額が解約返戻金

・基準利率が5.19％の時の解約返戻金　④の金額が解約返戻金

例えば契約から10年目に解約する場合

・解約日の基準利率が今と同じ4.19％だったら115,440USD（115.4％）

・解約日の基準利率が3.19％だったら133,320USD（133.3％）

・解約日の基準利率が5.19％だったら100,090USD（100.0％）

といった具合です。

ただし、基準利率保障期間である30年目に解約する場合は、いかなる場合でも216,170USD（216.1％）⑤が保証されています。

死亡保険金額で言えば、支払った保険料に対して約2.47倍の保障で、貯蓄性として解約返戻率を見ても、日本で販売されているドル建終身保険としては優秀です。それもそのはずで、基準利率がかなり高くなっているからです。

現在の基準利率：米ドル 4.19％

30年間この利率が最低保証されています。

年齢別保障倍率

各年齢帯で、支払った保険料に対して何倍の死亡保障が付くのかを見てみましょう。左が男性の倍率、右が女性の倍率です。

40歳　3.03倍　3.42倍

45歳　2.75倍　3.15倍

50歳　2.47倍　2.88倍

55歳　2.21倍　2.61倍

60歳　1.95倍　2.33倍

65歳　1.71倍　2.05倍

70歳　1.51倍　1.77倍

75歳　1.35倍　1.54倍

80歳　1.21倍　1.35倍

85歳　1.11倍　1.20倍

仮に100,000USDの保険料を支払うと、60歳の男性なら195,000USD、女性では233,000USDの死亡保養というように、この表は見ます。

海外の保険と比較した場合

海外の一時払終身保険の場合、同じ保障額を得るための支払保険料は、特に若い方でしたら海外のほうが圧倒的に安くなります。解約返戻金については「現行利率」で推移した場合と、「最低利率」で推移した場合で見るのですが、「最低利率」で推移した場合は「ビーウィズユー」の方が返戻率は良いと思います。「現行利率」の場合は海外の保険の方が何倍も高くなります。最終的には皆さんご自身の判断ですが、基本的には「現行利率」で考える方が現実的だと思います。

わからないことはいつでもお気軽にご相談下さい。

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