「引受基準緩和型保険・限定告知型保険」とは?
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は「引受基準緩和型保険・限定告知型保険」についてお話したいと思います。
引受基準緩和型保険とは、限定告知型保険とも呼ばれ、主に保険種類は死亡保障と医療保険で、加入にあたっての告知項目が一般の保険よりも少なく、通常3〜4つの条件に当てはまらなけらば加入できる保険のことです。
持病や既往症のある方、現在、病気を抱えている方でも加入できる保険ですすが、その分、通常の保険よりは保険料が割高です。
また、ほとんどの保険会社で、加入後1年間は保障額を50%としています。
告知条項は各社で多少の違いがあり、メットライフ生命の終身保険「ずっとスマイル」、医療保険「フレキシィゴールド」では引受緩和型の中でも告知内容が緩いものになっていますが、その分、他社の引受緩和型に比べると保険料は高めの傾向になっています。
現在販売されている引受緩和型の医療保険の中では損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「限定告知型医療保険」が保険料と保障内容のバランスは一番良いと思います。
保険という商品は「入れる時は加入したいと思わず、入れなくなってから加入したいと思う」と、よく言われますが、その現れでしょう
最近は各社でこの引受緩和型の保険商品の売行きが良いようです。
ただし、加入前によく検討して下さい。支払う保険料を計算してみると、かなりの日数を入院しなければ支払った分を越えません。
日本人の生涯入院日数は85歳に亡くなった方で生涯平均入院日数約40日、90歳に亡くなった方の生涯平均入院日数は55日です。
何度もこのブログでも書いていますが、保険は損得だけのものではありません。しかしながら、日本においては高額療養費制度などの社会保障の制度もありますので、それらも鑑みながら加入の際は検討して下さい。
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