FT LIFEのRegent Premier2ってどうなの?他の海外保険との違いなど
皆さん
こんにちは、保険アドバイザーの野村です。
今回は、香港籍の保険商品であるFT LIFE社の「Regent Premier2」について述べたいと思います。
正式名称はRegent Insurance Plan 2 (Premier Version)と呼ばれる商品です。
基本的に死亡保障は付いているものの生命保険要素は殆ど無く、純粋に運用商品となります。
一昨年にモデルチェンジでリージェントプレミア2になった時点で、確定配当を主体とした養老年金ではなく、非保証の運用部分が多い運用商品となりました。
支払い期間は、2年、5年、10年から選択可能だが、圧倒的に多いのが、2年前期前納という一括支払いを選択している人です。
この商品の最大の特徴として、「ポリシーオーナーだけではなく被保険者を無限に変更できる」というものがある。
保険要素の殆ど無い商品とは言え、被保険者(通常はポリシーオーナー)の設定がある限り、もし被保険者が変更できない場合には、オーナーを変更しても元のオーナーが死亡する時点で解約になってしまうが、被保険者設定も同時に変更すれば、次のオーナーが死亡するまではポリシーは運用され続ける。
128歳までという表記ですが事実上無期限延長が可能となる。
オーナーが存命中に、次世代に名義と被保険者を変更していけば100年を超える運用を世代を超えて行うことも可能であり、資産継承にも有効な投資商品となっている。
香港は日本と違い、相続税や贈与税が0つまりは無税のためこういった商品も容易にできるということになります。
一括投資(2年全期前納)の場合はUSD9,000〜
月払い(5年or10年)の場合は、USD250〜できるので、クライアントにとってはそこまでハードルは高くないです。
こちらは目安ですが、仮にUSD100,000を全期前納した場合の返戻金と返戻率となります。
こちらは、確定ではなく現行利率ベースで見た場合ですが、同じ香港籍のSun Life社のどの商品よりも返戻率は高くなります!
最終的には、クライアントがどう選択するかですが
「最低保証の返戻金もあって、運用次第で長期のリターンを確保したい!」
という人にはいいと思います。
ただし、現状もですが「香港籍の保険商品や投資商品」しか扱ってこなかったアドバイザーにとっては今後苦戦続きになると思います。
なぜならば、昨年6月ごろから始まった香港の大規模デモの影響で海外からの旅行客が激減し、今回は香港国家安全法によるザワつきもあって、日本含む海外の居住者にとって
「香港に投資するリスク」
が高まっているからである。個人的には、そうは思っていませんがメディアのイメージが先行して多くの方がネガティブに捉えがちです。
そして、コロナで香港渡航自体できないとなると尚更である。
香港籍の商品に関しては、現状渡航しなくても書類の郵送で契約出来ますので契約出来ない事はありませんが
クライアントの中には
「香港旅行のついでに保険や投資を買おう!」
という人もいましたので、あと数年はそのようなことがしづらくなります。。。
前回のBlogでも
海外積立投資でよく聞くPA(Premier assurance社)グループの属するPremier Trustのプランってどうなの?
こちらについて触れましたが、
弊社であれば
オフショア資産管理口座経由での一括投資(ヘッジファンド・オルタナティブファンドなど)
など一括投資から他の積立投資や海外生命保険なども多岐にわたりご紹介可能です。
もちろん、香港籍以外でもご紹介可能です。
以前は、オフショア投資=海外積立投資でしたがそれだけではクライアントのニーズは満たせません。
K2 Investment ライフプランナーの大崎のBlog
などもご覧いただければ色々な事例も掲載しておりますので、ご覧ください。
その中で、パートナーとしてご興味ある方は下記よりお問い合わせください!
宜しくお願いします。
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