要介護１から保障＠朝日生命「あんしん介護」はお得か？

今日は『要介護１から保障＠朝日生命「あんしん介護保険」はお得か？』についてお話したいと思います。

この商品は大きく「一時金」「年金」の2つのの種類があります。

では、商品パンフレットで見てみましょう。

特徴１（一時金・年金共通）：公的介護保険制度の要介護認定に連動して受取

特徴２（一時金・年金共通）：要介護認定１以上で以降の保険料払込免除

払込が免除になる仕組みは明治安田生命でも特約として同様の仕組みを持っていますが、給付金が支払われるのは要介護３以上。

また、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命では要介護１以上で一時金支払がありますが、医療保険または低解約返戻金型終身保険への特約でのみ取扱っています。

あんしん介護「一時金」

保障要件：要介護３以上で一時金を給付

仕組み

契約概要

死亡した時は、定期タイプでは死亡保険金がゼロ、終身タイプでは払込終了後の場合に一時金の10％。

介護状態にならずに亡くなった場合はかなり”払い損”ってことでしょうか。

保険料

◯男性

【300万円の介護保険金を貰うために総額でいくら支払うのか？で計算すると】

・40歳の人が60歳払：約128万円

・50歳の人が60歳払：約151万円

・60歳の人が65歳払：約170万円

◯女性

【300万円の介護保険金を貰うために総額でいくら支払うのか？で計算すると】

・40歳の人が60歳払：約169万円

・50歳の人が60歳払：約203万円

・60歳の人が65歳払：約227万円

あんしん介護「年金」

保障要件：要介護１以上で要介護度に応じて年金支給

仕組み

契約概要

介護状態にならずに亡くなった場合や、給付金をもらっていても短い期間で亡くなった場合はかなり”払い損”ってことでしょうか。

保険料

◯男性

【支払保険料分を（元本）を取り戻すための介護年数を計算すると】

・40歳の人が60歳払：支払総額約250万円＝要介護５（60万円）5年分以上、要介護１（20万円）13年分以上

・50歳の人が60歳払：支払総額約272万円＝要介護５（60万円）5年分以上、要介護１（20万円）14年分以上

・60歳の人が65歳払：支払総額約297万円＝要介護５（60万円）5年分以上、要介護１（20万円）15年分以上

◯女性

【支払保険料分を（元本）を取り戻すための介護年数を計算すると】

・40歳の人が60歳払：支払総額約438万円＝要介護５（60万円）8年分以上、要介護１（20万円）22年分以上

・50歳の人が60歳払：支払総額約497万円＝要介護５（60万円）9年分以上、要介護１（20万円）25年分以上

・60歳の人が65歳払：支払総額約538万円＝要介護５（60万円）9年分以上、要介護１（20万円）27年分以上

Point

一方で、現在の介護の平均的な姿を見てみると。。。

要介護度別認定者数の推移

高齢者人口の増加に比例して要介護人口も増加していますので、民間の保険会社の介護保険ニーズはより高まるでしょう。

しかし、今のところの介護平均期間は約5年ですから、この「あんしん介護保険」

特に年金タイプは要介護１からの給付となっていはいますが、数字で見るとあまりオトクな保険とは言えないですね。

まぁ保険会社も商売なので、当たり前って言えば当たり前なんですけど、、、

そもそも『朝日生命』自体の安全度がどうなの？っていつも思っています。

危険だなぁ・・・

明日はこれに似た保障で、要介護１以上でもらえる一時金特約「損保ジャパン日本興亜ひまわり生の介護一時金特約」について解説、比較してみたいと思います。