業界の人は一度はお世話になってますね@令和元年度版 「主力保険のすべて」(新日本新聞社 10月発売)
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保険のニュース
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『業界の人は一度はお世話になってますね@令和元年度版 「主力保険のすべて」(新日本新聞社 10月発売)』についてお話したいと思います。
令和元年度版 主力保険のすべて
一般の方のほとんどは、もちろん聞いたことないも見たこともないと思いますが、保険業界に携わる人であれば少なからずお世話になっているかと思います。
「え〜そんなの知らないなぁ、、、初めて聞いた」
という方、この本です。
令和元年版はこのような表紙デザインで、毎年多少デザインは変わってきていますが、ずっとこんな感じで昔は電話帳みたいなメッチャ分厚い本でした。
生命保険の場合、まったくこれまで保険に加入していなかった人が「新規」で契約する場合と、「現在加入している保険の見直し」による契約です。
現に、私もこのブログ等を通じて皆さんに「見直しましょう」と呼びかけていますね。
その際にほとんどのケースで、現在加入している保険証券を見せて頂き、内容を把握・分析しなければ、その保険が見直すべきものなの、そうではないものなのかがわかりませんから、アドバイスが出来ません。
割と最近販売されている商品であれば、ネットで検索するとかなり詳細に商品内容がわかるのですが、それこそ15〜20年以上も前の商品だと情報も少なく、ザックリとしか把握できないものが多くあります。特に、日本の大手生命保険会社から非常に多く販売されていた、悪名高き「定期特約付終身保険」や「アカウント型保険」などは、20年以上保険に携わっている私でさえも仕組みが複雑で、その多くは更新型ですから、年齢や更新年数によってどのように保険料がUPしていくのか?などといった内容をキチンと把握するのに役立つのが、この「主力保険のすべて」です。保険証券には必ず加入年月日が記載されていますから、もし商品内容がわからない時は、その年に販売されている同書を見れば、かなり細かく理解することが出来ます。そのため、保険会社や代理店などでは過去のものもズラ〜っとキャビネットに保管されています。インターネットがなかった時代では特に、”必須アイテム”と言っても良いものでした。
現在の「主力保険のすべて」は2種類に分けれています。
新日本新聞社のHPから引用します。
[死亡保障・年金編]
生保各社の終身保険、定期保険、組立型総合保険、各種法人向け保険などを全面収録した、保険商品を詳細かつオールマイティーに研究するために欠かせない1冊です。
新種商品を全面的に織り込み、掲載商品について特長・取扱規定を記し、料率表、仕組み図・給付図を使ってわかりやすく説明しています。
保険種類ごとに編集しているので、各社の動向がつかみやすくなっています。
また、ニーズに合わせた一覧表や、保険種類別の新契約状況表など貴重なデータも満載です。
なお、平成28年度版より[死亡保障・年金編]とし、死亡保障のある商品だけでなく変額・個人年商品に関しても収録し、内容を充実させています。
【主な収録内容】
定期保険/終身保険/収入保障保険/組立型保険/アカウント型保険/法人向け商品/貯蓄・養老保険/学資保険/変額・個人年金商品取扱一覧/保険料払込免除取扱一覧/高額割引制度内容一覧/その他
定価6,380円
[医療・介護・がん保険編]
[医療・介護・がん保険編]』は、第三分野商品を中心に、生損保各社から発売されている医療・介護・がん保険など、新種商品も含め全面収録しています。
仕組み図・取扱内容・保険料例表などを使ってわかりやすく解説しています。
多様化する医療保障商品、介護関係商品などの給付内容を把握するために最適な1冊です。
なお、平成28年度版より『第三分野商品のすべて』を『主力保険のすべて[医療・介護・がん保険編]』にタイトルを変更し、内容を充実させています。
【主な収録内容】
医療保険/がん保険/介護保険/就業不能保険/3大疾病保障保険/疾病・傷害関係保険/認知症治療保険/その他
定価4,180円
「古い証券を分析したことのない人」や「キチンと詳細に分析したことのない人」「そもそも見直しの際にそんな細かなことは必要ない人」などは「主力保険のすべて」を見たことがないかもしれません。”ノリと勘と勢い”または、その”類稀なるキャラクター”で保険契約を取っている方かもしれませんね(*それが良いとか悪いとかの論議ではありません)。
私も今でこそ、ほとんどこの本にお世話になることはなくなりましたが、10〜20年前は本当によくお世話になりました。古い保険の証券分析で困った時はとても参考になりますよ。
これまで「見たことない」という方はいちど見てみると良いかもしれません。
購入したい方は新日本新聞社HPで(笑)
『世界中からベストな保険を』K2Assurance 皆さんのオーダーメイドがここにはあります
※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません
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