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「保険業法」とは?

公開日: : 最終更新日:2019/12/30 保険用語・基礎, 保険用語集

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は「保険業法についてお話したいと思います。

 

保険業法とは、保険業の健全で適切な運営と公正な保険募集の確保により、保険契約者保護を図ることを目的として、保険業に携わる者、保険会社が守らなければならない基本的な法律のことで、内閣総理大臣、または権限を委任された金融庁が、これに基づいて保険業界を指導・監督しています。

1900年の公布以来、社会や経済の変化に応じて改定され、1995年には56年ぶりの改正があり、生命保険と損害保険の相互参入が認められたほか経営の健全性を示す指数 (ソルベンシー・マージン) の導入が図られました。

この保険業法に違反する募集や勧誘を行うと、その程度によって様々な処罰が下されます。保険金支払いに対する不祥事などのような重大な不祥事の場合は業務停止処分などの処罰がされたり、募集人への重いものでは懲戒解雇処分などもあります。 

しかしながら、保険業法だけではありませんが、時代の変化とともに、いろいろな場面で法律の矛盾を感じたりすることが皆さんもありませんか?

保険業法においても、どうにもしっくりこないような矛盾を感じたりします。

 

また、最近では保険セールスに関わる人達にとっては衝撃的な改正がありました。

平成26年5月23日保険業法等の一部を改正する法律が衆議院に続き、参議院本会議でも賛成多数で通過し、改正保険業法が成立しました。

金融庁はこの改正により複数の保険会社の商品を販売する保険ショップや乗合代理店などの「委託型募集人」と呼ばれる保険セールスを「保険業法に違反する存在」と明確に位置づけ雇用の適正化を求められることとなり、委託型募集人と呼ばれる保険セールスは今年の3月30日まで

・代理店に「雇用(派遣・出向を含む)」される

・自身で代理店として独立する

・保険業界から身を引く

この3つの選択肢に迫られ業界は大きなターニングポイントを迎えました。これにより、保険業界から身を引かざるを得ない人が相当数いたようです。

 

この改正法案には様々な経緯や思惑があるようですが、その中で業界の雄「日本生命・ニッセイ」も一役買っているようです(業界の人でしたら、ほとんどの方が知っていると思いますが…)

私もかつてそうでしたが、ニッセイを含めた複数社を扱える保険セールスからすると、ニッセイの商品を販売するケースはほとんどありませんでした。それは、複数の保険会社から最も良い商品を比較してみた場合、ニッセイの商品ではなかったからです。もちろん、販売したこともありましたが、それは他の商品と比較して良かった時です。もちろん生命保険というのは返戻率などの数字のパフォーマンスだけが商品選択の理由ではなく、将来に渡る会社の安全性や規模、支払い対応のことなども重要です。しかしながらその話をしてもなお、お客様自身がニッセイが選ばれるケースはかなり少ないわけです。ですから一社専属でニッセイを販売するマンパワー日本一の日本生命からしてみれば、このような存在は”目の上のこぶ”であったのは確かでしょうね。

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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