『教育無償化』について
公開日:
:
最終更新日:2017/09/14
時事ネタ
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は『教育無償化』についてお話したいと思います。
先日、こんな記事を見ました。TVでもやっていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
その名も
人づくり革命
大きな目玉が「教育無償化」
私のブログでは「今後教育費もインフレ方向へ」と書いているのですが、インフレどころか「タダ」にしちゃおうって話です。
*”学資保険は実質元本割れ!?”国立大学授業料「54万円」が16年後「93万円」に【現在の172%、1.7倍】
その目的はと言うと、教育により優れた人材育成することで、やがて将来の経済成長へ繋がる、子どもが欲しくても経済的理由で躊躇せざる得ない家庭が、より積極的に子どもを作ることにも繋がり、やがてはその世代が日本の経済の基礎となる、教育格差の是正、といったところでしょうか。
しかしながら一方で、特に大学教育に関しては、そもそもその内容だとか、学ぶ側の資質・姿勢などなど、いろいろな意見が皆さんそれぞれであるのはわかりますが、私も親として「教育費」に関しての経験、実績、実感がありますので、これが無償化されたらどれだけ楽なことか(楽だったことか)・・・重々理解できるだけに、それ(無償化)自体は否定する気はありません。
ただし、その財源は?ってなると
と、まぁ相変わらずこんなことになってしまうようです。
そうなると「ちょっと待った」と言いたくなります。
これまで、子どものための「教育費」を払い、もちろん自分の税金も年金も払い、私も含めこれまで親として頑張ってきた世代が、いざ老後を迎えようとうい時に、当初の約束を反故にして今後更に
年金受給年齢の引上げ
年金受給金額の引下げ
を、しようとしているのですから
「そもそも約束してたものをちゃんと払ってからね」
って思うわけです。
まして、既に子育てが終わった世代からすれば余計にそう思います。”心が狭い”と言われればそれまでですが、これまで教育費を支払ってきた私、私の親の苦労はいったい何だったんだ!?と思ってしまいます。
どこぞの学者さんも言っていますが、教育にお金を掛けていない国家に未来が無いのもわかりますし、その重要性は否定しませんが
「まずは先に約束した方からでしょ!?」
と、思ってしまうのは私だけでしょうか?
そして更に加速する高齢化。年金問題に加え、既に破綻しているとも言われている医療制度、介護制度、、、問題は山積みです。
そっちが先じゃないのかなぁ。。。
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