相談事例:子供も生まれるので学資保険的(短期貯蓄型)なものと年金的なもの。死亡保険(貯蓄型)があるも(23歳 主婦)
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
お子さんが産まれるのを機に、保険加入を検討されている若いご夫婦からです。
まずは、元気なお子さんが産まれることをお祈り致します。
【質問】
23歳 主婦
□家族構成
夫:23歳
□年収(税引き前)
330万円
□預貯金額(含む投資商品)
100万円
□その他
子供も生まれるので学資保険的(短期貯蓄型)なものと年金的なもの。
死亡保険(貯蓄型)があるもの。
【回答】
貯蓄型の死亡保障ですと「終身保険」や「長期定期保険」などが代表定期な商品ですが、現在日本の保険会社で販売されている終身保険や学資保険、個人年金保険など貯蓄性のある保険は史上最低の利回り(正確には予定利率と言います)の保険で、長い期間を超低金利の利率で縛られた上に、途中で見直そうと思っても支払中のほとんどの期間で元本割れです。終身保険などの商品が貯蓄を兼ねていたのは20~30年ほど前の頃の話で、今のこのような時代に終身保険に加入すべきではないと考えています。もし死亡保障を用意するのであれば「収入保障保険」や「定期保険」などで準備し「保障は保障」「貯蓄は貯蓄」で分け、「必要な保障額」を「必要な期間」加入するのが良い方法です。
*週刊ダイヤモンド「保険 見直すなら最後のチャンス」を読んでみた
*”学資保険は実質元本割れ!?”国立大学授業料「54万円」が16年後「93万円」に【現在の172%、1.7倍】
*「収入保障保険」とは?
現在の超低金利下の日本では残念ながらお金を殖やすことが出来ませんから、お金を殖やす目的では「海外積立年金」をオススメします。「海外積立年金」には2種類あり、積立を始めるためにご自身で海外に渡航する必要もなく、パスポートなどのいくつかの必要書類をご準備出来れば申込むことが出来ますので既に多くの方が、学資資金や老後資金を目的に海外積立を始めています。
1)「変額年金プラン」
ボーナス金利を積立額に応じて1~5%/年必ずもらいながら、世界にある200本ほどあるファンドからポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。
仮に月々300USD(約36,000円)を積立られる場合、海外積立年金ではボーナス金利(固定金利)2%が満期まで必ずついてきます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合には過去7.88%/年の運用ができますが、仮に「ユニット・リンク」と同じ7%のパフォーマンスで殖やしていった場合、積立最長期間の25年満期時には複利運用やボーナス金利によって以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=120円)
同じ運用利率でも「変額年金プラン」は積立金額に対して満期金は約2.5倍、アクサ生命「ユニット・リンク」では約2倍となり、日本円で約500万円も違ってきます。
・25年積立総額:300USD✕12✕25=90,000USD(約10,800,000円)
・25年後満期想定額(7%運用):228,947.91USD(約27,474,000円)
・上記返戻率:254.4%
<国内の商品例:ユニット・リンク(AXA)>
ユニット・リンクの仮定
(契約年齢35歳・女性・保険金額約1,342万円 非喫煙優良体)
・25年積立総額:36,000✕12✕25=10,800,000円
・25年後満期想定額(7%運用):22,320,000円
・上記返戻率:206.7%
2)「140%元本確保型年金プラン」
15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などで活用される方もいらっしゃいます。
こちらも「140%元本確保型年金プラン」とマニュライフ生命「こだわり個人年金」の最低保証で比較した場合、日本円で約200万円の差が生じます。
仮に月々300USD(約36,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=120円)
・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約6,480,000円)
・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約9,072,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:140%
<国内の商品例:こだわり個人年金(マニュライフ生命)>(*1USD=120円)
(契約年齢30歳 最短50歳満期・女性)
・15年積立累計:36,000✕12✕25=6,480,000円
・15年後解約返戻金(最低保証1.5%運用):56,361.77USD(約6,763,000円)
・最低保証返戻率:99.0%
◯◯さんに「どのような保険」が「どのくらいの期間」「どれくらいの保障額」が、必要なのか?高橋さんの状況をもう少し詳しく伺いませんと判断は難しいのですが、現在検討されているリスクへの準備には
・老後資金:変額年金プラン
・学資資金:140%元本確保型年金プラン
・死亡保障:収入保障保険
で、準備されると良いと思います。私はブログなどでもよく書いていますが「貯蓄」はすべての万能薬となると考えています。◯◯さんが毎月の保険支払にどれくらい充てられるかはわかりませんが、優先順位は老後資金や学資資金などの「貯蓄」を、特にお若い方は優先されると良いと思います。
*「死亡する確率」「老後を迎える確率」「入院する確率」どれを優先して保険をかけるべきか?
*「貯蓄」は全ての”万能薬”
*積立るなら1日でも早いほうが良い
Point
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