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証券分析事例:加入中のニッセイ「生きるチカラ」から、新たに「未来のカタチ」を提案されている最悪事例

公開日: : 最終更新日:2017/02/12 証券分析事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は証券分析事例を紹介したいと思います。

現在加入中のニッセイ「生きるチカラ」から、新たに「未来のカタチ」を提案されています。

これ、典型的な日本の大手生保会社の最悪な手口ですから参考にして下さい
 

【47歳 女性】

この方は、弊社代表の河合とハワイで面談後、現在の契約内容が今の自分に合ってるのかどうか確認したいとのことで証券分析の依頼を頂きました。
 
では、分析結果です。
**********************************
 
◯表全体の見方として
本来は死亡保障・医療保障・老後(年金)に分け、それぞれの区分で加入年順に上から並べるのですが、加入中の保険は死亡保障と医療保障がひとつでまとまっているため、とりあえず死亡保障と区分しました。
青の数字は少しご説明のいる部分で、下記で説明をしていますので参照下さい。
 
 
◯証券分析と現在提案されている保険分析
1.)加入中の保険:日本生命「生きるチカラ」
・2010年加入(41歳)
・死亡保険金:1,010万円
・年払保険料:169,746円
・払込期間:30年(71歳)
・払込総額:6,503,190円
・解約返戻金:535,200円(71歳時)
・返戻率:8.2%(71歳時)
・メリット表(20年目に更新した場合の表です)
 
 
主契約の医療終身保険(死亡保障10万円)にいろいろな特約が付いている、基本的には定期特約付終身保険という保険です。
酷を承知でお伝えしますが”悪名高き保険”の代表です。
保障図については頂いた資料にもありましたが、私の方でも作成しましたのでこちらをご覧下さい。
 

どんな時に、いくら給付されるのかについて詳しくは証券や提案書を確認頂くとして、
加入(41歳)からの20年間の年払保険料合計169,746円ですが、2030年(61歳)の更新時に保険料は310,827円に上がります。
71歳までの支払総額は6,503,190円です。
 
1’.)新たに提案の保険:日本生命「未来のカタチ」
・2016年加入(47歳)
・死亡保険金:600万円
・年払保険料:18,552円
・払込期間:28年(75歳)
・払込総額:6,503,190円
・解約返戻金:?円
・返戻率:?%
 
あまりにも定期特約付終身保険が世の中で”叩かれた”ため、「未来のカタチ」では、特約という契約形態ではありません。ところが、言い方が違うくらいで、加入中の契約と特に大きく違うわけではありません。ほぼ一緒。正直、こちらの提案は”ヒドイ提案”です。
介護の保障が500万円から300万円に減額し、定期から終身に変わっているくらいで、あとは今まであった「生存給付」「疾病障害」の特約をなくしただけの見直し案です。
 
1:死亡保障は1,010万円から600万円まで下がっているにもかかわらず、年齢が高くなっている分、保険料は今よりも高くなっている
2:保障内容の減額や一部解約で、また同じような保障に入るのであれば、わざわざ47歳の高くなった保険料で入り直す必要がない
3:保障内容を減らすなら、加入中の契約から保障を減らせば良いだけのこと(一部解約)
4:今の契約であれば、61歳まで保険料は上がらないのが、新しい提案では57歳で保険料が上がり、更に67歳で更新する設計に変わっている

ではなぜ、ニッセイがこのような提案をしてきたのか?

この保険の提案意図はまず第一に
「セールスレディの手数料稼ぎ」
と、第二に
「◯◯さんがより損をする=保険会社にとっては得をする」
ためだと思います。
加入し直すことでの、◯◯さんにとってのメリットが思い浮かびません。
 
 
2.)日本生命「個人年金
・2010年加入(41歳)
・死亡保険金:払込保険料相当額
・年払保険料:216,312円
・払込期間:24年(65歳)
・払込総額:5,191,488円
・10年確定年金:6,000,000(65歳〜600,000円✕10年)
・年金受取時返戻率:115.6%(6,000,000÷5,191,488)
・メリット表
 
 
予定利率1.5%前後の時代の個人年金保険です。
65歳から10年確定年金で受取ると60万円✕10年=600万円となり、返戻率115.6%(年金受取総額÷総支払保険料)に関しては24年目(65歳時)から年金で受取った場合の返戻率です。
その他の年度は解約して一括で受取った時の数字です。
 
◯アドバイス&ご提案例 
1.)加入中の保険:日本生命「生きるチカラ」→ 健康状態に問題なければ「解約」必要な保障は改めて提案
まず、生命保険加入にあたって一般的な考え方ですが、生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。◯◯さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。それがある程度はっきりしませんと、そもそも1,000万円の死亡保障が必要なのか?多いのか?少ないのか?などがわからないわけです。必要保障額の考え方はについてはブログで書いていますの参考にして下さい。

*生命保険が不必要な人

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

 
その上で、◯◯さんが
 
・誰のために
・どれくらいの金額が
・いつまで
 
必要なのかがわかりましたら、お知らせ下さい。
また合わせまして、ご自身で下記のリスクに対して保険加入の優先順が高いのかを決め、毎月の保険支払に充てられる上限金額をお知らせ下さい。それらを伺ってから改めて、◯◯さんに良いと思うものをご提案致します。
 
・死亡保障
・医療保障
・老後資金
・学資資金
・3大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)
・介護
・就業不能
・相続対策(相続税納税対策)
 
2.)日本生命「個人年金→ 払済
こちらの保険も既に史上最低と呼ばれるレベルの利率(正確には予定利率と言います)の保険ですのであまりオススメできません。24年にわたるような長期契約で、24年後にわずか15%殖える程度では、インフレ(物価が上がってお金の価値が下がること)が起こり、仮にインフレ率を2%だとすると、20年後には最低でも30%、30年後には45%以上くらい増えていなければ”実質元本割れ”です。現在、加入から約6年経過していますので、もし「払済」にできるようでしたら「払済」にされ「海外積立年金」を使ってもっと効率よく殖やしていかれた方が良いと思います。「払済」は解約と違い、大きく損をするようなことはありません。解約返戻金や年金金額は少なくなりますが、満期時や払込終了時の返戻率は、元の契約と同程度となります。「払済」にした後のシミュレーションは日本生命に問合せれば教えてくれるはずですから、またそちらをお知らせ頂ければアドバイス致します。

 

Point

その後数回のやり取りで、この方は『お祝金の受取』や『保険料控除』を理由に、現在の保険をこのまま継続することを選択しました。これ、保険セールスの”常套句”です。これらについても説明したのですが、結局理解頂けなかったようで、それはそれで「私の説明が良くなかった」と、反省するべきものとして考えています。
 
そして最後に頂いた内容では

半年は新しいニッセイの保険には入れないとの事で、担当の方が、安いかんぽとか、とにかく何か医療保険には入っておきなさいよと言われました。

『自社(ニッセイ)では入れないから自分で調べろ』と言っているのでしょうか?
「とにかく何か医療保険には入っておきなさいよ」とはあまりに無責任な担当者だなぁという印象です。
現在の◯◯さんの健康状態を聞いた上で、加入できそうな保険会社を調べたり、◯◯さんのご希望を聞いていれば「どのような保険会社の商品が良いか」というくらいの提案をするのが、アドバイザーとしては最低限の仕事です。また、具体的な商品がわかりませんので断定はできませんが、総じて「かんぽ」は安くありません。むしろ、同程度の保障と比較すると他の保険会社より割高です。
 
私が思うに、このニッセイレディ
呆れてものが言えません。。。

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  • プロフィール

    保険アドバイザー 和田信泰
    <経歴>
    東京の大学卒業後、外資系商社にて精密機器のセールス&プランニングに携わる。
    その後、米国大手保険会社、国内乗合代理店を経て、現職

    <趣味>
    ゴルフ、フレンチとワイン、写真

    <出身地>
    東京都

    <自己紹介>
    私は保険マンとして20年、総計1000人の個人、法人へ定期保険、終身保険、医療 保険、がん保険、学資保険、逓増保険などを提供してきました。

    保険マンとしてのスタートは米国大手保険会社でした。そこでもトップセールス と呼ばれるまでになりましたが、一社専属の販売方法に疑念を持ち、複数の保 険会社の商品を公平中立な立場で提供できる乗合代理店へ移りました。

    しかしその乗合代理店も結局は日本の規制に基づいて、日本の中にある「どれも 似たような生命保険」の中から比較しているだけだというのが、弊社(K2 Investment)へ参加して気づいてしまいました。現在は国内外全ての保険から、 クライアントにとって最も良いものをアドバイスできるという「本当の意味で の公平中立」なポジションにいると思っています。

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