海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

相談事例:マイナス金利になったので、保険料控除を目的で個人年金の加入を検討しています(夫29歳 妻27歳)

公開日: : 最終更新日:2016/11/20 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

「保険料控除」を目的に保険に加入するのはNG。それ、保険屋さんのセールストークですよ。

 

【質問】

最近、マイナス金利になったので、個人年金保険料控除を目的で下記の個人年金(10年確定)の加入を検討しています。

 

1.ソニー生命 5年ごと配当付 個人年金保険 給付金 年額40万円(受取率121.4%)

2.スミセイ たのしみワンダフル 給付金 年額32.65万円(受取率125.3%)

 

2つとも払込期間60歳、65歳から受取。

受取率だけで見ればたのしみワンダフルが高いのですが、ソニー生命には払込免除が付いています。

受取率が低くても払込免除が付いている方に加入するべきなのでしょうか?

私 29歳、妻 27歳 共働きです。

 

【回答】

住友生命の「たのしみワンダフル」についてはブログでも解説しているので参考にして下さい。

*住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」〜30歳女性ランキング1位

 

さて、ご質問は「払込免除」が「ある方が良いか?」「ない方が良いか?」ですが、そもそも個人年金保険加入について考え直されたほうが良いでしょう。

このような超低金利時代ですと、受取率121~125%の数字は一見悪くないようにも見えますが、現在日本の保険会社で販売されている個人年金保険や、終身保険、学資保険、など貯蓄性のある保険は史上最低の利回り(正確には予定利率と言います)の保険で、長い期間を超低金利の利率で縛られた上に、途中で見直そうと思った場合、支払中のほとんどの期間で元本割れで、このような時代に貯蓄性のある保険に加入してはいけません。また今後日本は、インフレ方向へシフトしようとしています。仮にインフレ率を2%だとすると、20年後に約30%、30年後には約45%以上増えていなければ「実質元本割れ」となります。

*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます

 

また、個人年金保険料控除も目的のようですが、ほとんど殖えることもない現在の個人年金保険に「控除」を目的として加入するのはは良くないですね。「保険セールス」の常套手段です。

*”生命保険料控除があるから保険に加入”はNG〜「生命保険料控除」とは?

 

「控除」すなわち節税を目的として老後資金を積立てるのであれば「確定拠出年金(401K)」です。支払った金額の全額が収入から控除することが出来るので、この税制メリットにより「個人年金保険」以上の実質効果がありますただし、運用先は期待できませんから「定期預金」で積立られるくらいでも良いかと思います。

*日本国内の商品で老後資金を作るならこれ「個人型確定拠出年金(401K)」

 

より「お金を殖やす」ことが目的であれば「海外積立年金」をオススメします。
「海外積立年金」は2種類あります。
 
 
1)「変額年金プラン」
ボーナス金利を積立額に応じて1~5%/年必ずもらいながら、世界にある200本ほどあるファンドからポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。
 
仮に月々300USD(約30,000円)を積立られる場合、海外積立年金ではボーナス金利(固定金利)2%が満期まで必ずついてきます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合には過去8.07%/年の運用ができているので、これまでのパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=100円)
・25年積立総額:300USD(約30,000円)✕12✕25=90,000USD(約9,000,000円)
・25年後満期想定額(8%運用):265,593.32USD(約26,559,000円)
・返戻率:295.1%
 
 
2}「140%元本確保型年金プラン」
15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
 
仮に月々300USD(約30,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=100円)
・300USD✕12✕15年=54,000USD(約5,400,000円)
・15年後:54,000✕140%=75,600USD(約7,560,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:140%
 

Point

こんな時代ですから、日本国内の固定金利の金融商品でお金を殖やすのはもはや不可能ですが、視野を広くして商品選択をすれば、世界には魅力的な商品がたくさんあります。少なくとも、現在の国内の金融商品に「10年以上にわたる長期契約」をするくらいならタンス預金でもしておいて下さい(オススメはしないけどね)
ご質問などあればお気軽にご相談下さい。
 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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