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証券分析事例:前回のご主人に続き、奥さまの加入している4つの保険の見直し

公開日: : 証券分析事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は証券分析事例を紹介したいと思います。

(*ご本人からは個人を特定できないことを前提に、ご了承の上紹介させて頂いています)

 
以前のブログではご主人の証券分析結果をご紹介しました。

*証券分析事例:学生時代からの夢だった「将来は海外移住」を目標にしている方の見直し

 
今回は奥さまの加入している保険の分析です。

では簡単にこのご夫婦のプロフィールです。

 

【ご主人 48歳 会社役員】

ご主人:48歳

年収:650万円

預金:10,000万円

加入中の保険:

1.)ソニー生命・変額終身保険

2.)ソニー生命・養老保険

3.)4.)明示安田生命・一時払特別終身保険「エブリバディ」

5.)かんぽ生命・特別終身保険「新ながいきくん」

6.)ソニー生命・総合医療保険(120型)

7.)東京海上日動あんしん生命・医療保険(60日型)「メディカルキットR」

8.)フコク生命・個人年金保険

 

奥さま:41歳

加入中の保険:

1.)ソニー生命・終身保険(無選択型)

2.)ソニー生命・総合医療保険(120型)

3.)アフラック・がん保険「スーパーがん保険Ⅱ型(特約MAX・特約ワイド付)」

4.)ソニー生命・個人年金保険

 
では、分析結果です。
**********************************

証券分析

◯表全体の見方として
死亡保障・医療保障・老後(年金)をそれぞれ加入年から順に上から並べています。
青の数字は少しご説明のいる部分です。下記で説明をしていますので参照下さい。
 
 
◯証券分析
1.)ソニー生命・終身保険(無選択型)
2002年28歳加入・終身払いの無選択型終身保険です。死亡保障額は300万円で、4,965円の保険料を保障を継続される限り毎月支払っていきます。払込免除特約は付いていません。当時の予定利率も低く、1.5%程度だったと思います。無選択型の終身保険ですので、契約から2年間の死亡保障は既払保険料相当額となりますが、既に2年以上経過していますので、300万円の死亡保障です。当時何かご病気があってこちらに加入されたんですね?
仮に60歳の時に解約すると、解約返戻金1,314,300円、返戻率は68.9%(1,314,300÷支払保険料1,906,560=4,965✕12✕32)になります。
 
2.)ソニー生命・総合医療保険(120型)
2009年35歳加入・2039年65歳まで6,730円を支払い、その後は一生涯保障が続く、解約返戻金のない終身医療保険で、一入院の限度日数は120日、通算1,000日となります。保険料支払総額は2,422,800円です。加入時に特別条件や部位不担保などが付いていないようなので、この時点では既にご病気は無かったものと推測します。

*健康状態に不安があってもあきらめないで下さい「特別条件付契約・部位不担保」「特別保険料・割増保険料」とは?

 
3.)アフラック・がん保険「スーパーがん保険Ⅱ型(特約MAX・特約ワイド付)」
1997年23歳加入・終身払いのがん保険です。3,631円の保険料を保障を継続される限り毎月支払っていきます。「Vタイプ」ではないようですから、解約返戻金のあるタイプのがん保険ではないでしょうか?解約返戻金の推移が記載されている設計書などがあればご確認下さい。
特約ワイドは加入同時に、特約MAXは約4年前(2009年12月)に追加されています。
この保険の保障内容を簡単にまとめます。
 
・診断給付金:100万円(1回のみ・上皮内がん保障外・65歳以降給付金半額・心筋梗塞、脳卒中の保障は90歳迄)
・3大疾病・重大疾病による死亡:100万円(65歳以降給付金半額・心筋梗塞、脳卒中、重大疾病の保障は90歳迄)
・がん以外の死亡:10万円(65歳以降半額)
・がん入院:日額1万円(無制限)
・在宅療養:15万円
・がん通院:5,000円(65歳以降半額)
 
特約MAX(2009〜2019年の保障)こちらも低解約返戻金特則(解約返戻金なし)は付けていないようですね?
・5日以上の入院:一時金2万円
・5日以降の入院:日額5,000円
・手術給付金:5・10・20万円
 
4.)ソニー生命・個人年金保険
2009年35歳加入・2024年60歳まで月払25,128円を支払う個人年金保険です。25年後60歳から600,000円の年金を15回、計9,000,000円受取ります。この場合の返戻率は119.4%です。
 
 
◯アドバイス&ご提案例
前回もお伝えしています通り、生命保険加入にあたっては、万一があった場合に「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。奥さまに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。伺っている限りの情報で考えれば、奥さまが万一お亡くなりになった際に、ご主人が金銭的にどのくらい困るのか?ということになります。
 
1.)ソニー生命・終身保険(無選択型)→ 解約 o r払済
上記踏まえ、この300万円の死亡保障が必要でしょうか?
保険(保障)としてみれば、かなりお若い時に加入されているので保険料も安く、とても良かったのですが、残念ながら既に予定利率も低い時代で、「無選択型終身保険」は通常の終身保険に比べ割高になり、貯蓄性も悪くなっています。これを貯蓄の一部として考えているのであれば「払済」「解約」にして、この分の保険料を積立・運用に回されたほうが良いと思います。これまでの支払総額は80万円位ですので、解約の場合は50万円以下の解約返戻金、払済の場合は100万円〜150万円くらいの終身保険になるのではないかと思います。解約の場合、解約返戻金は金利の付くもので運用されることをオススメします。
 
*結構売れている!?「無選択型保険・無告知型保険」とは?
 
*保険の見直しはいろいろあります「解約」「減額」「払済」「延長定期」「コンバージョン」
 
2.)ソニー生命・総合医療保険(120型)→ 解約
アフラックの「スーパーがん保険Ⅱ型」に特約MAXで医療保障を付けらたのが2009年12月ですから、その5ヶ月前に加入されていますね?加入する時は払込免除特約と付けておくべきだったと思います。
奥さまが主婦でいらっしゃるのか?お勤めでいらっしゃるのか?など、背景がわかりませんので断定はできませんが、◯◯さんの預貯金などの資産を考えれば、保障が多過ぎるように感じます。また、前回報告の通り、ソニー生命の医療保険は同程度の保障内容で他の保険会社と比較すると割高ですし、先進医療の限度額が1,000万円であることや、3大疾病・7大生活病の延長保障、保険料払込免除特約も付いていないようですから、解約されてはいかがでしょうか?そもそも医療保険はそれほど必要とは思えませんが、もし保障が必要でしたら、下記の保険会社の商品で加入し直すことをオススメします。
 
オリックス生命(割安な保険料と保障バランスの良さ)

*10月2日リニューアル〜オリックス生命 医療保険「新CURE」

 
ひまわり生命(保障バランスも良く女性は特に割安感が大きいです)

*損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の終身医療保険「新・健康のお守り」〜30歳女性ランキング1位

 
あんしん生命(ご主人が加入されている医療保険です。支払った保険料が払込終了時に一度戻ってきます)

*医療保険を「とりあえずタダ」にする?東京海上日動あんしん生命「メディカルキットR」

 
メットライフ(支払った保険料が戻ってきて更に一生涯の保障)

*医療保険を「タダ」にする!?メットライフ生命の「リターンズ」

 
3.)アフラック・がん保険「スーパーがん保険Ⅱ型(特約MAX・特約ワイド付)」→ 継続 or 解約→他保険会社で加入(必要であれば)
「一昔前のがん保険」は否めず、現在各社から販売されているがん保険とは保障内容もかなり違っています。健康状態にもよりますが、可能であれば解約し、医療保障・がん保障が必要でしたら、他の保険会社で加入するのが良いと思います。
 
【提案例】
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の終身医療保険「新・健康のお守り」(60日型)
・入院日額:5,000円
・がん入院:+5,000円
・3大疾病入院日数:無制限
・七大生活習慣病入院日数:120日
・3大疾病一時金:100万円(2年に一度を上限に支払回数無制限・上皮内がんも保障)
・先進医療特約:2,000万円
・特定疾病保険料払込免除特約(万が一、3大疾病になっていまった場合、以降の保険料の支払は免除され、上記保障は一生涯続きます。上皮内がんは免除外)
 
終身払・月払保険料:5,544円です。
この内容で、医療保障と3大疾病の保障をある程度まかなえていると思います。
 
4.)ソニー生命・個人年金保険→ 解約 or 払済
こちらも、既に史上最低の予定利率の時代の個人年金保険ですから、オススメできません。25年掛けてトータル返戻率は119.4%です。満期時に一括で受取ればパフォーマンスはもう少し低くなります。現在、加入から約6年経過していますので、あと19年弱掛けて119.4%です。ご存知の通り、そのままこの保険料を「140%元本確保型年金プラン」で15年間積立てるだけで、最低でも140%になります。
現在の解約返戻金は、証券の6年目を見てみると1,648,200円です。対して、6年間の保険料支払総額は(25,128✕12✕6=1,809,216)ですから、返戻率は1,648,200÷1,809,216=91.1%、元本割れです。払済にして、満期の2034年60歳まで放っておくと100%以上になるはずです。具体的な数字などソニー生命「カスタマーセンター」で確認してみて下さい。
解約した場合、解約返戻金は金利の付くもので運用されることをオススメします。
 
 
◯追記
死亡保障に関しては、そもそも必要かどうか?必要な保障額を算出し、検討してみて下さい。
医療保障や、がん保障に関しても同様に、高額療養費制度なども踏まえた上で、どのくらいリスクがあるのか、本当に加入する必要があるのかを検討した上で、必要であれば上記の提案例のような保障に加入し直されると良いでしょう。
ご提案例のような保険へ加入し直す際は、東京近郊でしたら知人の保険代理店をご紹介することも可能ですので、ご希望の場合は相談下さい。
 
また、ご主人同様、老後資金は海外移住の準備も兼ね「海外積立年金」で殖やしていかれることをオススメします。
解約により生じる解約返戻金や、現在の預貯金に関しては金利のつく商品で運用されてはいかがかと思います。リスクをそれほど取らなくても、海外には3%/年や8%/年という5年満期の商品があります。
こちらに関しても、具体的なアドバイスをご希望の場合、以下の質問へのご回答をこちらのメールに返信、または投資ヒアリングシート(リンク先)よりお答え頂ければ、◯◯さんに良いと思われる商品をご案内します。
 

Point

前回のご主人に引き続き、奥さまの分析でもやはり、現在のご夫婦の状況を考えるとムダが見受けられましたね。今回の見直しで、多くのムダを省くことができると思いますので、ぜひ「海外移住」の夢を実現して頂ければと思います。

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  • プロフィール

    保険アドバイザー 和田信泰
    <経歴>
    東京の大学卒業後、外資系商社にて精密機器のセールス&プランニングに携わる。
    その後、米国大手保険会社、国内乗合代理店を経て、現職

    <趣味>
    ゴルフ、フレンチとワイン、写真

    <出身地>
    東京都

    <自己紹介>
    私は保険マンとして20年、総計1000人の個人、法人へ定期保険、終身保険、医療 保険、がん保険、学資保険、逓増保険などを提供してきました。

    保険マンとしてのスタートは米国大手保険会社でした。そこでもトップセールス と呼ばれるまでになりましたが、一社専属の販売方法に疑念を持ち、複数の保 険会社の商品を公平中立な立場で提供できる乗合代理店へ移りました。

    しかしその乗合代理店も結局は日本の規制に基づいて、日本の中にある「どれも 似たような生命保険」の中から比較しているだけだというのが、弊社(K2 Investment)へ参加して気づいてしまいました。現在は国内外全ての保険から、 クライアントにとって最も良いものをアドバイスできるという「本当の意味で の公平中立」なポジションにいると思っています。

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