元本確保型ファンド募集

「2016年保険業界」大きな変更点【比較推奨販売】とは?

公開日: : 最終更新日:2016/06/08 保険のニュース

皆さん明けましておめでとうございます。
 
「保険アドバイザー和田」です。今年もよろしくお願いします。

さて、2016年最初の話題は…今年から施行される「比較推奨販売」について少しお話したいと思います。

これから保険を検討される皆さんには大きく関係してきますよ。

 

話は2014年5月に遡ります。

金融庁は「保険業法等の一部を改正する法律」により、2016年5月末に改正保険業法を実施するとの販売規制案を発表しました。主なポイントは2つ

1)保険募集の際の情報提供義務・意向把握義務などの保険募集に係る基本的ルールの創設
2)代理店などの保険募集人に対する体制整備義務の導入

これによりまず最初に、複数の保険商品を扱う保険ショップ(乗合代理店)に対し、「雇用の適正化」が求められ、乗合代理店で保険を販売する”委託託型募集人”と呼ばれる保険セールス”保険険業法に違反する存在”と位置づけ、委託型募集人と呼ばれる保険セールスは2015年年3月30日までに

代理店に「雇用(派遣・出向を含む)」される

自身で代理店として独立する

保険業界から身を引く

この3つの選択肢に迫られ、乗合代理店は大きなターニングポイントを迎えました。昨日もお話しましたが、これにより相当数の保険セールスや代理店が淘汰されることになりました。

*”ご乱心”日本生命「ライフプラザパートナーズ(ほけんの窓口グループ)」をお買上げ

 

そして、今年の5月29日からは複数の保険会社を取扱う乗合代理店では、比較可能な商品を明示した上で、推奨理由を説明することが義務化されます。

例えば「年金保険に加入したい」というクライアントに対し、提供可能な保険商品が複数ある場合であれば、恐らく最低でも3社程度の商品を提示し

 当該保険商品の概要や内容、比較説明

それらの中からなぜ、その商品を提示・推奨したのか?特性や保険料等の客観的な数字や理由等の説明

しなければいけません。とは言っても、クライアントは言ってみれば”素人”なわけですから、”形式的”には推奨を装いながら”実質的”には代理店の手数料が高い商品に誘導する悪い輩もいるんだろうなぁ、と当然のことながらナナメから見ちゃいますよね?

で、そんなことは金融庁も一応お見通しで、インチキしていればどこかの保険会社にばかり偏った手数料だったりするので、それをチェックするために「手数料の報告を義務化」していたり、定期的に且つ必要に応じて実施状況を確認・検証するようで、そのための体制整備も代理店ではしなければなりません。

*保険ショップ規制案発表「手数料の報告義務化」

 

今年の5月からはこのような法改正のもと、皆さんは保険ショップや代理店から複数の保険会社を比較し検討する場合は”ある一定の”提案を受けることになります。

もちろん、日本の生命保険会社の商品にも良い商品がたくさんありますが、いずれにしても日本の保険会社の似たりよったりの”どんぐりの背比べ”であることに違いはないですね。

特に、終身保険や個人年金保険、学資保険といった貯蓄性の商品は現在の史上最低の固定利率(正確には予定利率と言います)で、長期で加入することは避けるべきです。15年~30年近くの期間を超低金利の利率で縛られた上に、途中で見直そうと思っても支払中のほとんどの期間で元本割れです。ましてや日本は現在、円安&インフレ(物価が上がってお金の価値が下がること)方向へシフトしようとしています。仮にインフレ率を2%だとすると、20年後には最低でも30%くらい増えていなければ実質、元本割れです。

*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます

 

賢い読者の皆さんはぜひ海外の商品も含めた比較検討をするようにして下さい。

もし、わからないことがあればいつでもお気軽にご相談下さい。

今年も引き続きよろしくお願いします。

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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