相談事例:子供に何も保険を掛けていないのでプルデンシャルの終身保険に入ろうかと思っています
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は相談依頼の方の事例を紹介したいと思います。
【質問】
プルデンシャル生命保険について教えて下さい。
私には子供2人がいます。
長男17歳(高校3年生)
次男15歳(高校1年生)です。
子供に何も保険を掛けていないので亡くなった時に1000万円出る終身保険に入ろうかと思っています。
入った場合、病気で亡くなったら保険金が出るのは分かりますが、万が一自死した場合も全額出るのでしょうか?
縁起でもない話だとは充分承知ですが色々知りたいです。
保険に詳しいお方教えて下さいませ。
・補足
ちなみに、次男は今月9月から不登校でして、1年半前の中3の時も4月~8月まで不登校で、子供の健康保険証を使って思春期外来に私だけが相談に乗って頂いた経緯があります。そういう場合次男は保険自体に入れないのでしょうか
【回答】
自殺に関しては告知義務違反や犯罪(保険金目当ての殺人とかドラッグですね)ではない限り、契約から1年~3年を経過していれば、ほとんどの保険会社で保険金は支払われます。
よかったら参考にして下さい。
*「免責期間」とは?
*「告知義務」「解除」「不告知教唆」とは?
それはもとより、ご相談者さんの保険加入の目的が、そもそも間違っています。
プルデンシャルの方にはどう言われましたか?
生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。
ご相談者さんが金銭的にお子さんに依存している、つまり、お子さんに食べさてもらっているような状態であれば、お子さんに保険を掛ける意味はあるかと思います。
しかし、お子さんが亡くなって、ご相談者さんが金銭的に困らないのであれば、今のところお子さんに生命保険を掛ける必要はありません。
詳しく書いていますのでこちらもご参考まで
*生命保険が不必要な人
終身保険を検討されていたとのことですから
「何もなければご自身の貯金も兼ねて」
などと言うセールストークが、もしあったのであれば、それは間違えでは無いにしても正解ではありません。
”保険”はあくまでも”保険”であってそれ以外の何物でもありません。”保険”という機能に一部、”運用”という機能が付いているだけで、支払う保険料には”死亡保障”、ここでは1,000万円の死亡保障のためのコストが掛かっています。死亡保障のコストを差引き、その残りが運用にまわっているわけです。
「お金を殖やす」という目的だけであれば余計なコストはなるべく取られすに、貯蓄や運用にまわした方が良いのは明らかです。
ましてや、生命保険会社は現在、史上最低の固定利率(予定利率)ですから、終身保険のような保険を”貯蓄目的”で加入するのは避けるべきです。インフレともなれば、このような保険は実質殖えていないのと同じことになります。
*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます
生命保険自体を否定するものではありません。
出来る限りムダな保険には加入せず、「必要な保険」に「必要な保障額」で加入することをオススメします。
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