知らないけど良い保険商品ってまだまだあるなぁ・・・@知らないことの罪悪感
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は、『知らないけど良い保険商品ってまだまだあるんだなぁ・・・』についてお話したいと思います。
先日、ある乗合代理店の方とお話する時間がありました。その方は生保、損保共にまんべんなく取扱のある方でしたが、どちらかと言うと損保を主軸にされている方です。
「和田さん、これ売ったことあります?」
(と、パンフレットを差し出す)
「ん?労災の上乗せですか?」
「そうそう」
「そうですね、◯◯損保の商品は売ったことありませんけど、他の会社のでしたら売ったことありますよ」
「この◯◯損保の”病気補償特約”って良いですよね」
「なんですかそれ?」
(パンフレットを開く)
「自己負担分、持ってくれるんだぁ・・・セコム損保のがん保険に似てますね」
「そう、そんな感じです」
「おまけに告知不要なんですね?」
「会社の売上高で保険料決まるので、従業員が何人いても大丈夫ですし、パート・アルバイトの人も補償されるんですよ」
「それはイイですねぇ。こんな福利厚生を持ってる会社だったら良い人材も集まりますしね」
「っていうか、これ最近のですか?」
「いえ、けっこう前からありましたよ」
「そうなんですね、知らなかったなぁ。。。」
もちろん、通常の「労災上乗せ保険*」よりは保険料が高くなるのですが、福利厚生に関して積極的に取り組んでいる企業であれば、コストUPだったとしても契約するケースはあります。しかし、、、この商品を知らなかった私は、提案すら出来ていなかったわけです。
知らないけど良い保険商品ってまだまだあるなぁ・・・
知らないことの罪悪感を感じると同時に、もっと勉強しなきゃいけないなと感じる今日このごろです。
労災上乗せ保険*
通常、従業員が業務中に病気やケガをしたときには、政府が運営する政府労災(労働者災害補償保険)によって災害補償が行われます。しかし、政府労災がカバーしてくれるのは必要最低限の範囲だけです。
たとえば労働災害によって被災者が死亡してしまった場合、政府労災だと1,000万円程度の金額までしか補償してくれません。それに加え、もし遺族が企業に対して損害賠償を請求してきてしまった場合には、とても政府労災だけではカバーしきれなません。
「労災上乗せ保険」は、そのような政府労災だけではカバーしきれない補償範囲を「政府労災の上乗せ」という形でカバーします。強制加入である政府労災に対し、労災上乗せ保険は各企業が任意で加入するものであるため、「任意労災」とも呼ばれています。
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