『がん』と診断されたら最大7億円!法人向け全額損金の商品〜NN生命「重大疾病保障保険」2018年6月改定
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保険のニュース, 保険商品(医療・がん), 保険商品(死亡)
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は、『法人向け全額損金の商品〜NN生命「重大疾病保障保険」』についてお話します。
以前、NN生命の全損保険で『法人向け全額損金の商品〜NN生命「生活障害保障型定期保険」2017年9月改定』について書いたことがありますが、「生活障害」の商品は介護状態に対する保障で、今日お話する「重大疾病」は「がん、急性心筋梗塞、脳卒中」の三大疾病に対する保障です。「三大疾病保険」とか「特定疾病保険」と言った方が、多くの皆さんもわかりやすいかもしれませんね。
生活障害保障型定期保険、重大疾病保障保険ともに全額損金の法人をターゲットにした保険です。
今回の主な改定ポイント
・保険料の引上げ
・男性は40〜60代の返戻率UP
・女性は全年齢帯で返戻率UP
・保険金額による割引制度の廃止
・年払と月払の返戻率の差を縮小
では、商品について見ていきましょう。
NN生命
「えぬえぬせいめい」です。
同社の保険商品は個人向けにはほとんどフォーカスしておらず、完全に法人をターゲットとしていますから、経営者や会社の経理・財務担当社、または税理士さん以外にはあまり馴染みがない会社だと思います。
NNグループの一員であるエヌエヌ生命はオランダにルーツを持ち、170年におよぶ伝統があります。欧州および日本を主な拠点とし、18ヵ国以上にわたり、保険および資産運用事業を展開しています。その名は、源流である「ナショナーレ・ネーデルランデン」に由来しています。
生命保険分野の日本法人は1986年4月1日、日本で初めてのヨーロッパ生まれの生命保険会社「ナショナーレ・ネーデルランデン生命保険会社N.V.日本支店」として営業を開始。1997年に「アイエヌジー生命保険株式会社」に商号変更し、NNグループの分離過程の2015年4月、「エヌエヌ生命保険株式会社」に商号が変更されました。本社は東京、ニューオータニガーデンコート内にあります。
仕組み図
とてもシンプルですね。
ある一定の期間、「がん、急性心筋梗塞、脳卒中」に備える保険です。
定期保険ですから、解約返戻金は契約の満了時に”ゼロ”になります。
保険金支払事由
保険の会社と比べても同じような内容です。特筆すべき点はありません。
契約概要
なんと、
最大で7億円
宝くじみないなフレーズですが(笑)
三大疾病で7億円の保障というのは、他になかったと思います。スゴイですね、「がん」と診断されたら7億円の保険金です。
全額損金
この保険の大きな特徴は、ある一定の条件の下で法人が契約すると「全額損金算入」が出来るということです。
保険料と返戻率 #保険金額1億円の場合
(法人実効税率33%で試算)
上記のように、契約者の年齢・男女によってこの返戻率は違ってきますが、多くのケースで契約から2年目で実質返戻率は100%を超えてきます。
そして、契約から5〜10年くらいの期間が返戻率のピークとなり、この頃に解約などにより資金化するわけでですが、解約返戻金の全額が「雑収入」となるので、この時にきちんと出口戦略を立てておかないと単なる「税の繰延(くりのべ)」をしただけで、あまり意味のない対策となってしまいますから、販売する側はそのあたりも含めた提案やアドバイスをしなければいけません。
Point
同じような保険では大同生命から販売されている「重大疾病保障保険 Jタイプ」という保険がありますが、保険金額は最高で2億円。NN生命の保険金はこれが最大で7億円です。
いずれも「損金算入」の保険で、このような経理処理は海外の保険商品では出来ませんから、保障、退職金、税金対策などが同時に出来るという意味においては、日本の保険商品を活用することはとても有効な手段だと言えます。ただし、、、出口戦略を忘れずに行う必要もありますので、契約の際はそこも含めてプランニングの出来るアドバイザー選びも重要です。
また、この三大疾病の保険金を
法人で受取ると「雑収入」
となりますが、いろいろと細かな気をつけないといけない点はあるものの、ちょっとしたテクニックで
「非課税」で個人受取りも可能
だったりします。
つまり、事と場合によっては
7億円を非課税で個人受取り
なんてことも・・・
個人・法人と合わず世界の中からベストな提案をしていきますので、わからないことはお気軽にご相談下さい。
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