海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

相談事例(23歳 女性):海外積立年金の選び方を教えて欲しい。全然分からないので具体的にいくつか提案して頂きたいです。

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

海外積立年金での積立を検討している方ですが、選び方や違いを知りたいようですね。

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

海外積立年金の選び方を教えてほしいです。全然分からないので、具体的にいくつか提案していただきたいです。メリットデメリットを教えてほしいです。

保険経験ですが、今度チューリッヒ生命の無解約払戻金型終身医療保険(Z02)〈終身医療保険プレミアムDX【60日型】〉に終身払いで手術特約(Z02)I型をつけて(保険料1795円)契約する予定です。

 

【回答】

まず、検討されている医療保険についてですが、医療保険やがん保険などについては、加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。

保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、お勤めの方でしたら会社でさらに福利厚生が充実している場合がありますので、そちらも確認してみて下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 

上記、ご理解の上で加入されるのであれば、チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアム」は良い商品だと思いますが、特に男性の保険料が他社の同条件で比較して安くなっていますので、◯◯さんは女性ですから、同条件で比較するのであればオリックス生命の「新Cure」の方が良いかもしれません。

*10月2日リニューアル〜オリックス生命 医療保険「新CURE」

*チューリッヒ生命の終身医療保険「終身医療保険プレミアムDX」2017年9月2日改定

 

ただ、いずれにしましても「終身払」なので「保険料払込免除特約」も付けておくのが良いでしょう。さらに、予算的に問題がなければ「7大疾病延長入院特約」も検討してみて下さい。

 

次に「海外積立年金」です。「海外積立年金」には大きく3種類あります。

 

1)「変額年金プラン」最低積立月額100USD〜

積立額に応じてボーナス金利(アロケーションボーナス)を毎月1〜5%もらいながら、世界にある約200種類のファンドの中からポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。

仮に月々300USD(約33,000円)を積立られる場合、海外積立年金では2%のアロケーションボーナスが積立額に毎月上乗せされ、更に経過期間ごとにロイヤルティボーナス(お祝金)がもらえます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合、現在の年平均リターンでは15.16%/年の運用ができているので、これまでのパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって、手数料等すべて含め以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=110円)

 

・25年積立総額:300USD(約33,000円)✕12✕25=90,000USD(約990万円)

・25年後満期想定額(15%運用):979,238USD(約1億770万円)

・返戻率:1,088.0%

 

*メリット

・死亡保障が付いていませんから、積立金額がそのまま積立にまわされるので(一定の手数料は除く)、効率的にお金を殖やす事が出来ます。

・解約返戻金、満期金は運用次第で大きく殖えることが期待できます。

・契約から2年を超えていれば(積立の停止、減額、一部引出し)が、可能です。

 

*デメリット

・運用次第では支払った金額よりも積立金額(解約返戻金、満期金)が少なくなる場合があります。

・契約から15年未満は解約控除(ペナルティ)が発生します。

 

2)「元本確保型年金プラン」最低積立月額200USD〜

同プランでは積立期間により3つのタイプがあります。どれも、最低保証されている満期金があるので、将来の確実な資金準備計画ができ、老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などで活用される方も多くいらっしゃいます。

 

◯10年満期プラン

米国の株式で運用していますが、10年後の満期時には積立金額と同額(100%)を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約31,500円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

・15年積立総額:300USD✕12✕10年=36,000USD(約396万円)

・15年後満期金:36,000✕100%=36,000USD(約396万円:最低保証)

・最低保証返戻率:100%

 

◯15年満期プラン

米国の株式で運用していますが、15年後の満期時には積立金額の+40%を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約594万円)

・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約832万円:最低保証)

・最低保証返戻率:140%

 

◯20年満期プラン

米国の株式で運用していますが、20年後の満期時には積立金額の+60%を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約33,000円)を20年間積立た場合は(*1USD=110円)

・20年積立総額:300USD✕12✕20年=72,000USD(約792万円)

・20年後満期金:72,000✕160%=115,200USD(約1,267万円:最低保証)

・最低保証返戻率:160%

 

*メリット

・死亡保障が付いていませんから、積立金額がそのまま積立にまわされるので(一定の手数料は除く)、効率的にお金を殖やす事が出来ます。

・解約返戻金、満期金は米国の株式次第でより殖えることが期待できますが、満期時は最低限の満期金が保証されています。

・契約から2年を超えていれば(積立の停止、減額、一部引出し)が、可能です。

 

*デメリット

・契約年数により解約控除(ペナルティ)が発生します。

・積立期間中に積立の停止、減額、一部引出しをすると「100%、140%、160%の最低保証」はなくなり、単に米国株式(S&P500)へのインデックス積立になります。

 

3)「3.5%金利保証積立年金最低積立月額200USD〜

積立期間15年間のプランです。その間、3.5〜6.0%の範囲内で金利が付いてきます(2018年4月現在3.5%)。3.5%は最低保証されているので、それだけでも十分日本の金利よりも高いですし、仮に米国の金利が上昇した場合は、この商品の金利も上がっていくことになります。

仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約594万円)

・15年後満期金:68,224USD(約750万円:最低保証)

・最低保証返戻率:126.3%

 

*メリット

・死亡保障が付いていませんから、積立金額がそのまま積立にまわされるので(一定の手数料は除く)、効率的にお金を殖やす事が出来ます。

・積立金利は最低3.5%が保証されています。

・契約から2年を超えていれば(積立の停止、減額、一部引出し)が、可能です。

 

*デメリット

・契約年数により解約控除(ペナルティ)が発生します。

・他の2つのタイプは積立金利の上限はありませんが、こちらは最大でも6.0%となります。

 

それぞれ保証のタイプが違いますが、より積極的な運用であれば「変額プラン」、確実性を求めるのであれば「元本確保プラン」または「3.5%金利保証プラン」ですね。

毎月積立てられる無理のない金額はもちろんですが、何年後にどれくらい準備出来るのかも合わせて確認し、1日でも早く始めることをオススメします。

 

資料などご希望の場合はまたご連絡頂ければ日本語資料をお送り致します。

 

Point

タイプによって多少異なりますが、日本人の方には「元本確保プラン」または「3.5%金利保証プラン」が良いと感じることが多くあります。とにかく「元本保証」という類の言葉が大好きですし、積立期間中にマイナスになっていたりすると、右往左往し「こんなはずでは・・・」「大丈夫なんでしょうか・・・」といったマインドになる人が多いからです。変額商品において積立金の運用が、加入からずっと右肩上がりで上昇するなんてことはあり得ませんし、途中で上がったり下がったりをすることで、よりリターンが大きく得られたりするものです。参考までにこちらのブログも読んでみて下さい。

*クイズ「ドルコスト平均法」

 

ただし、最終的にはご自身の判断で、ご自身で最も良いと思う方法で!

質問やお問合せの方はお気軽にご連絡下さい。

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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